高尾山(739m)、蓬ヶ山(722m)

(標高差265m)
(有馬町

2004年02月07日


有馬口から細道を抜けて蓬山峡の林道に入る、林道は狭いが簡易舗装がされているので車で走るのは問題ない

裏六甲道路に抜ける三叉路に来た当たりで路面が凍結しだしたので車を停めて歩くことにする、そこが丁度、仏谷の登山道入口だった。

仏谷の沢道は雑木林に覆われ、斜度も緩く静かで雰囲気が良い、1本道であるが至るところにテープのマーキングがあり道に迷うことはない。

25分で仏谷峠に着く、ここが高尾山と蓬ヶ山、それに有馬に降りる分岐点になっている、まずは高尾山から登る。

今までの緩やかな斜度から打って変って急登となるが8分も頑張れば緩やかな斜度となり、2分で高尾山の山頂に着く、雑木林の隙間から有馬の町並みが見えるが展望は無いに等しい。

峠に引き返し反対側の蓬ヶ山へ登る、こちらも急登から始まるが峠から14分で山頂に着く、気温−1℃、展望を遮っている杉林が風も遮ってくれるので寒くはない。両山共、思った以上に簡単に登れたがどちらの山も展望が無くて残念、その代わり沢道は誰も居ないこの季節、随分雰囲気良く感じた。

2時間弱で二山を終える。

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有馬口の北面から見た蓬ヶ山、登り口は反対側の南面にある。

蓬山峡の林道、路面が凍結してきたので車を停める。
沢水の飛沫が凍って、氷の芸術品が出来ている

仏谷の登山道は途中までは車で走れる程広い、路面は雪で凍結しており霜柱が沢山出来ている。

緩やかな傾斜の沢道、人が居らず静かで気分良く歩ける。

仏谷峠の分岐点、有馬温泉へも降りれる。
35分であっけなく高尾山に着く、展望は無し。 高尾山山頂、林の隙間から微かに有馬の町並みが見えている。
反対側の蓬ヶ山、高尾山と違いやたら記念板が多い、例によって西宮勤労山岳会の物があるがROLLOUTは無かった。 展望がまったく無い蓬ヶ山山頂、六甲山に登る人は多いがここに寄る人は少ないようだ。
冬型の気圧配置が強く、兵庫北部は雪が降り続いているであろうから、裏六甲の山に登ることにした

地図に山名が載っているだけなので、登山道があるのか登山口はどこなのかさっぱり判らないが700m以上の山を目指して車を走らせる、案の定、登山口にたどり着くまで30分はさ迷った。

六甲山に登ったであろう林道を下ってくる人が沢山居た、みんなちゃんとした格好をしており、高尾山、蓬ヶ山を聞いてもちゃんと答えてくれる、この季節に山に来る人はベテランさんが多い感じ、マイナスの気温で上着も着ていない俺の格好は完全に浮いている。

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