赤倉山(1332m),高丸山(1070m)

標高差 670m
(関宮町

2004年03月28日


福定親水公園登山口より登る、登山口から残雪がびっしりであるが、メジャーな山は踏み跡がしっかりしており道に迷う心配はなさそう。

雪解け水で水量の多い布滝、不動滝を見ながら標高を稼ぐ。

残雪の為か氷ノ山越までは1時間半と時間が掛かってしまった、ここから氷ノ山方向とは反対側の右に曲がり、赤倉山に向かう。急に踏み跡は少なくなり、踏み跡を探しながらの登りとなるが、尾根道なので道を間違う心配はなさそう。

登りがきつくなり、靴が滑って前に進まなくなってきたので、アイゼンを付けるが、軽アイゼンではつま先に爪がないので滑る状況はほとんど変わらない。

氷ノ山越から20分で赤倉山に着く、山頂には何の標識も無く一番のピークだから赤倉山と思っているだけ。

ここから鉢伏山までの縦走路はかなりの距離がある、縦走路を歩き始めると距離よりも緩んだ残雪のズボ足が堪える、小さいながら雪庇(せっぴ)も多くなり歩く位置に気を使う、痩せ尾根の北側はアイスバーンの様で踏み跡も付かず、南側は残雪が緩んで股下まで足が入ってしまう。

尾根道を縦走している間は氷ノ山、鉢伏の眺めが良い

3時間で大平頭の避難小屋に着く、ここまで休憩していなかったので、ここで昼飯とする、避難小屋で長靴を脱いで見ると靴下が濡れていた、ヒザ上までのズボ足になる残雪なら長靴の威力は無いようだ、スパッツの方が良かったかも。

更に縦走を続け、高丸山を登ってから少し引き返し下山する、駐車場まで道路を歩いて引き返す、登山道4時間、道路1時間を歩いて赤倉山を終える

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福定より見た氷ノ山(左)と赤倉山に続く尾根筋(右)。

予想に反し登山口から積雪大、駐車場も積雪でみんな道路に車を停めている。

踏み跡が無ければ登山道は判らない、氷ノ山越までは充分な踏み跡があった。

雪解け水で水量が多く、ゴォーゴォーと音を立てている布滝。

氷ノ山越直前の登山道より見た山頂、避難小屋も十分認識出来る。

1時間30分で氷ノ山越に着く、積雪は1mを超えている、避難小屋の後側が赤倉山。

赤倉山登坂途中より見た扇ノ山(1310m)。 今日は天気良く、大山(1729m)も良く見える
赤倉山へは軽アイゼンも利かない積雪と急登が続く。 痩せ尾根の赤倉山(1332m)山頂、標識は無し。
赤倉山より鉢伏までの縦走路を見る、遠い!。 赤倉山を振返る、痩せ尾根が良く判る。
布滝からの最上部、向こう側は崖っぷち。 ブン回し尾根の全容、長い尾根道であるが雪さえ無ければ全縦走出来そうな感じ。
氷ノ山越と同じデザインの大平頭の避難小屋、ここまで3時間、小屋の中で昼飯とする。 大平頭より鉢伏山までの尾根筋を見る、標高が低く残雪は少ないが尾根道にだけ雪が残り、緩んでおり歩き辛い。
高丸山(1070m)を見上げる、一旦、登ってここまで引き返し、下山する。 高丸山への階段、歩き易いピッチになっている。
メジャーな雪山は踏み跡が充分あり、道に迷うことは無いが、ちょっと横道に入ると踏み跡が無く、登山道はさっぱり判らない、現に今日も何週間前の微かな踏み跡を探しての山歩きとなった。

通称、ブン回しと呼ばれている尾根道の半分だけ歩いたことになる

雪さえ無ければ全縦走も可能と思うので歩いて見たいが、長い舗装道路歩きに抵抗感がある、自転車でも置いておくか。

今朝は腰痛で靴下も満足に履けなかったが歩いてみるといたって快調で5時間は問題なかった、でも、靴の履き替えには腰が痛く時間を要してしまった。

下山途中より見た、縦走して来た尾根筋、終始景観は最高だった。
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