〔22〕段ヶ峰、杉谷コース(1103m)

不運の段ヶ峰,5回目
(生野町)

2001年09月22日


先週、登り直しシリ−ズ第一弾として段ヶ峰を選んだが、又もや雨の返り討ちにあい、再々度、段ヶ峰に登ることにした。

大半が藪扱きの生野山荘からの道はこりごりなので、林道の工事が終わっていると思われる杉谷コースから登ることにする。

杉谷コース登山口には狭い空地があり、車2〜3台を止めるのがやっとのスペースだが、幸い誰も来ておらず楽に車を置くことが出来た。

名前は知らないが秋花の咲き乱れる沢沿いの道を登り始める、10分程で杉滝に出る、規模は小さいが水量があり見応えがある。

沢沿いの道から尾根道に入るが、雑木林の広く整備された道で公園の中を散歩している雰囲気がある、シバグリも沢山落ちており、その気になれば沢山拾える。

今日は北海道にー30℃の寒波が入ってきたらしく、風が強い為、体感温度がかなり低く、手が冷えて手袋が欲しい。

45分でフトウが峰に着く、風が強く寒い、先週、見ることが出来なかった360°の景観をチラッと見て先に進む。

ここから先は先週歩いた同じ道であり、ボケているとは言えまだ覚えている。

降りに選びたい倉谷からのコースを探しながら歩くが見つからない、登り口となっているであろう林道は直ぐ下に見えているのに残念である。

段ヶ峰山頂に着く頃には天気になっていた、しかし、風が強く三脚が立てられない。

倉谷コースが見つからなかったので、先週と同じ千町峠側に降りることにする、ここを通るのは4度目であるが風景を見るのは初めてである。

千町峠からは林道を歩いて戻る、林道を歩くのは嫌いであるが、ここの林道は変化があり、歩いていて楽しい、シバグリも沢山落ちている。

地図通りの場所に倉谷コースへの標識があったが、それらしい道は見当たらず、利用する人が少なく荒れ果てているものと思われる、この道を知っている人があれば教えて欲しい。

林道を1時間歩き、3時間20分の山歩きとなった、この後、千町ヶ峰に向かう。

杉谷コース入口の駐車場(空地)、3台止めるのがやっとの広さ。
尾根道は斜度が緩く、広くて歩きやすい、公園の中を歩いている感じがする。 フトウが峰山頂、ピークらしいピークは無く標識だけが山頂と判る。

水量が充分ある杉滝。

フトウが峰より段ヶ峰を見る、右から回り込んで山頂に至る。突風と共に雨が降り出し、レンズにも雨滴が付き出した。
フトウが峰からの縦走路途中から見た段ヶ峰山頂、ススキが生茂っている。 5回目の挑戦にして、やっと、晴れた段ヶ峰に来ることが出来た。
段ヶ峰山頂より、先週歩いた生野山荘からの縦走路を見る、登ってしまえば高低さの少ない山である。 南面には暁晴山、雪彦山、北面には藤無山、須留ヶ峰、東面直ぐ横にはこれから登る千町ヶ峰が見える。
段ヶ峰に行くこと5回目、やっと晴天の山頂に立てた。

晴れた山頂が見えるまで行くと意地を張っていると不運にも5回を要しただけで段ヶ峰が特別好きな山と言う訳ではない。

これで落ち着いて他の山を登ることが出来る、一件落着か。

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