〔22〕段ヶ峰(1103m)

不運の段ヶ峰,3回目
(生野町)

2001年06月30日


先週の土日は雨の為、山行きをサボったが日曜日は昼から晴れてきて悔しい思いをした。

今週も天気予報は昼から雨は上がると言っており、山の天気はそうはいかないと知りつつも家を出る。

段ヶ峰には今年2回挑戦し、それぞれ違う理由で登頂出来ずに引き返している。

1回目(2/18)は積雪が多く登山道が判別出来ずに断念、2回目(6/2)は道路が工事中で長い林道を歩くのは嫌で断念している。

今回は雨中登山となることを覚悟で最短ルートを選ぶ、千町までは順調に行くことが出来たが、千町から林道に入る道が判らず、違う山に進んでみたり、ここだと道路を入っていくと民家の庭先で行き止まりだったりで、林道を見つけて千町峠にたどり着くまでに1時間を要してしまう。

千町峠からは行き成りの急登となるが、それを過ぎれば穏かな尾根道が続く、雨は小降りで濡れる程ではないが、登山道に茂るクマザサ、ススキを掻き分けて進む為、草に付いた水滴でズボン、靴がずぶ濡れになる。

今日は山頂独り占めと思っていたが、俺と同じ様なアホが二人、上から降りてきた、山頂にはまだアホが3人居るらしい。この人達はちゃんとカッパを着ていた、俺は折りたたみの傘しか持っていない、貧弱な装備でカッコ悪い。 

千町峠からの登山道入口、悠友山荘は改装中であった、ここからしばらく急登が続くがきつい登りはここだけ。 雨と言うより雲の中を歩いている感じ、下草が濡れており、ズボンと靴はビショビショに濡れてしまう、道は平坦で登山道の感じはしない。
たった22分で息も切れずに山頂に着いてしまう、案の定、ガスで何も見えない、天気であれば目の前にこれから登る千町ヶ峰が見えるはずなのに・・・

山頂では3人が弁当を食べていた、挨拶をしたが無愛想な連中なので話しをせずに山頂の写真を撮って、1分もしない内に山を降りる。

下りの途中でも一人とすれ違ったが、下には車が止めてなかったので6/2に工事中で俺が諦めた地点から林道を歩いて来たもの思う、この雨の中、これだけの人が登っているとは思わなかった。

3回目の挑戦にてやっと段ヶ峰山頂に立てたが、生憎のガスで何も見えない。

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