〔16〕後山(1345m)

(千種町)

2001年08月12日


県道72号線沿いにある行者霊泉の水汲み場横から簡易舗装された林道を登り詰め、終点にある簡易舗装された20台程のスペースの駐車場に車を止め登り始める。

沢沿いの広い登山道は歩き易く、途中には寂びれた避難小屋(?)が2箇所あり登山道はその中を通る。

不動滝、ソーメン滝を過ぎ登山道は沢の中となり踏み跡が判らなくなるが、赤テープを探しながら登っていくと、25分程経過したガラ場を過ぎた所で大馬鹿門への分岐点となる、大馬鹿門はくだらんと聞いたことがあるので、通常の登山ルートを選ぶ。

更に登り詰めたところで、一般ルートと行者ルートの分岐点に出る、登りは一般ルート、下りは行者ルートと決めていたのだが距離の違いに気持ちは変わり、距離が圧倒的に少ない行者コースを登りの道に選ぶ。

修行所の跡地を見ながらロープが張られた直登をこなし、1時間25分で一般コースとの分岐点に出る、山頂へ1時間35分で着く

山頂からは尾根筋の舟木山、直ぐ南側に日名倉山、北側に三室山が見えるが氷ノ山は樹木が邪魔して見えない、気温は25℃、じっとしていれば涼しい。

後山名物のマムシは下山途中で1匹出くわしただけ、そそくさと藪に入っていったので捕まえられなかった。

下りに選んだ一般コースは笹薮の淡々とした登山道で楽ではあるが面白みがない。

2kmの林道を登り詰めえるとコンクリートで簡易舗装された林道終点の駐車場がある、20台は停められそうなスペースがある。

駐車場にある案内板、大馬鹿門を大きくピーアールしている感じがする、人口物が自然の景観を壊していると聞いたことがある。

誰かがここでテント暮らしで生活したとか書いてあったがよく読まず、登山道は小屋の中を通る。

登り始めて直ぐのところにある小屋、登山道は小屋の中を通っていく。

どこにでもある名前の不動滝、滝と言うほどの落差ではない。 一般コースを登ろうと思っていたが、この距離差で気持ちは変わった、結果、時間的には差がない様に感じる。
行者コースには修行場の案内板があるが、特にこれっと言うのはなかった。

鎖場ならぬロープが張られた急登、こんな急登が大小4箇所ほどあるが、ロープが湿っていて握るのが気持ち悪い。

1時間25分で尾根筋の一般コースとの分岐点に出る、後は山頂まで尾根道の穏やかな登りとなる。 1時間35分で山頂に到着、気温25℃と8月としては低く、じっとしていれば涼しさを感じる、この後、氷ノ山に登る為に直ぐに山を降りる。
後山山頂より北側を見る、左ピークは三室山、右の穏やかな山は植松山、南側には日名倉山が見える。
8月12日の真夏なのに気温が以外と低く助かった。山頂では舟木山側から登ってきたと言う家族がいたが、笹薮で面白くないコースらしい。

この後、氷ノ山に向かうが、近道をしようと戸倉峠からの林道に入るが、車のアンダーガードをゴリゴリこするハードで長い林道だった。

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