〔04〕西床ノ尾山(843m)ー東床ノ尾山(839m)縦走

(和田山町)

2001年11月11日


今年、8月始めに東床ノ尾山に登り、登山道の良さと山頂の景観の良さに、涼しくなったら縦走しようと決めていた。

山々は紅葉で色付き、風情の無い俺にもきれいと感じさせてくれる、スズメバチ注意の警告を横目に西床ノ尾山登山口から登り始める。

昨日の雨で水量の増した沢は心地良い沢音を聞かしてくれるが、4度渡る沢には橋が無く、水没した石を踏みしめて渡ることになる、沢沿いの道は沢渡りを除けば気分良く歩ける道である。

途中、金精錬所跡、坑道跡を見て、約40分で沢から離れ、「急登40分」の標識のある尾根道入口に差し掛かる。

雪彦山も顔負けの本当に直登で急登の道を牛歩で登り詰めると40分も掛からず22分で西床ノ尾山山頂に出る、登山道入口からここまで休憩無しで丁度1時間の行程。

山頂から続けて尾根道を東床ノ尾山に向けて歩く、ここからは3つのピークを越えることとなるが、どれも高低差は小さく秋の散歩道を歩く感じでありが、段々、邪魔臭くなり下りは走ることになる。

1時間49分で東床ノ尾山の山頂に着くが、大山ほどではないが20名以上の人が山頂で飯を食っていた。

さっさと写真だけ撮って、少し降りた日当たりの良い所で昼飯とする。10分休憩して8月に登った急登を下る。

大かつらの木から林道を歩き駐車場には2時間50分で着く。

西床ノ尾山登山口付近の紅葉、周りの山、
全体がこんな感じで目を楽しませてくれる。
この警告を見て引き返す人も居た、
実際にはスズメバチは居らず問題無しだった。
小さい滝が沢山ある沢沿いの歩き易い道であるが、
沢渡りには橋が無い。
半端でない急登を登り詰めて、登山口から1時間で
西床ノ尾山に着く。
西床ノ尾山から東床ノ尾山への縦走路は秋を
感じさせる穏やかな道となる。
1時間48分で東床ノ尾山に到着、山頂はおっさん、
おばはんで一杯、嫌になる、俺もその一人か。
東床ノ尾山(839m)山頂より見た北面方向、町並みは出石、遠く日本海も見える。
同じく東床ノ尾山から歩いてきた西床ノ尾山と縦走路を見る、写そまいとするが入ってしまうおっさん達。
8月に登った時はさすがに誰一人居らず、山頂で気分良く写真を撮ることが出来たが、紅葉のこの季節はどこから沸いてくるのか沢山過ぎる人が登っていた、しかし、大山の登山渋滞から比べると可愛いものである。

70歳を過ぎた風のじっちゃん、ばっちゃんのグループも登っており、こんな年寄りも登れる山を登っている俺は”しがないハイカーなんだなー”としょげてしまう。

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